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全国中学生テニス選手権大会速報
2013.08.24 00:02

名古屋で開催中の全国中学生テニス選手権大会は、昨日シングルス2,3回戦が行われ、
庭球塾生野口莉央選手は2回戦、大阪府代表・小清水拓生選手を8-4で下し、
3回戦、京都府代表・藤井颯大選手に4-8で敗れましたが、
大阪の全日本ジュニアに続き、ベスト16進出を果たしました。


全日本ジュニアテニス選手権2013 12才以下男子シングルス Vol.1
2013.08.24 00:00

庭球塾ジュニアそうへいも観戦してきてくれた先週終了した全日本ジュニアの12才以下男子シングルスは第10シード横田大夢(関東・ETC)くんが見事全国制覇を果たしましたが、
なんと横田くんは、そうへいも驚いてた「片手バックハンドストローク」なんです。
 
両手バック主流で流れてきた日本ジュニアテニス界では珍しいんですが、
今年の全仏オープンもベスト16中、R・フェデラー、ガスケ、ロブレドなどなんと8人が片手バックハンドストローカーなんですね。
 
もともとスピンサーブやトップスピンのストロークで高い打点で取らされ、片手では力が入りにくいので両手バックが生まれたんですが、
現在のどんどんコースを変える展開の速いテニス・思い切りスピンサーバーの消えてきてるテニス界では両手バックの有効性が少しなくなってきてるのが全仏オープンの結果からも分かります。
 
それでも新門司カップ~全国ジュニア選手権レベルではまだまだ圧倒的に両手バックが有利なんですが、
12才以下男子シングルス決勝で第1シードのミスのない安定感抜群の松下くん(関東・Fテニス)が横田くんに勝つには、安定感だけではなく、横田くんの片手バックにスピードのあるスピン回転が多めのストロークを集める戦略が必要だったと思います。
 
私も片手バックですが、安定感重視で攻めてこられるよりも、スピン回転を増やし攻めてこられる方が戦略的には嫌なんですね。
R・フェデラーがR・ナダルを苦手にしてるのもこれが原因です。
 
テニスの戦略も、技術同様に変化してるんですね。