３月２，８，９，１６日、北九州市営三萩野庭球場で開催の第３４回北九州ジュニア年令別テニス選手権大会で庭球塾からもジュニアが出場して健闘してくれましたが、
なかでも昨日、１８才以下女子で衛藤佳奈選手、１２才以下男子で鈴木蒼平・菊池翼選手がそろってベスト４進出で、１６日（日）の最終日の準決勝・決勝に残ってくれました。
 
１６日は応援のため新門司プライベートレッスンはお休みさせてもらってます。　応援よろしくお願い致します。

次の日の練習後、メールが届きました。
 
「インサイドアウトの意識でサイドアウトが減って真っ直ぐ飛ぶようになりました！！
ただ、走らされた時にタイミングが合わなかったり、ヘッドが出てこなかったりして、下半身となかなか連動しません。
ボールに間に合っている時でも、間に合っているはずなのに振り遅れたりして全然飛ばない時もあります！！」
 
フォアに比べ、バックはジュニア時代めったに調子を落とさない教え子だったんですが、下半身と上半身が連動しないのはたまにあったケースなんで思い出しながら、、、
「下半身と上半身が連動していない時は、右（左利きの場合）の股関節にしぼり・タメがなく、力がたまってない感じやったよ。
その原因として２つあったね。
１つがサイドに動いた時でも左足（左利きの場合）をクロスさせすぎ、クローズドスタンスになりすぎて、右股関節がしぼりづらくなってたのと、
もう１つが軸が前に倒れてる時やね。
股関節に力がたまらなかったら、手打ちになりやすく、ボールが飛びにくく感じるよね。
セミオープンスタンスも取り入れながら試して！」
 
３，４日間、部活で意識した教え子から、新門司カップ終了後の昨夜久しぶりにメールが届きました。
 
「右（左利きのため）の股関節でしっかりためることと、体を起こすことを意識したら、今何とか打てるようになりました！」
 
皆さんは今回の３回分をご覧になり、
全日本学生のトップでも試行錯誤しているのを、
「なんだ私が出来ないのは当たり前」と変に安心してしまうのか、
「私ならもっと意識しないと！」と考えれるのか、皆さん次第です。
 
山本真司氏の名言です。
「自分の経験を振り返って思うのは、”最大の苦手科目は、最大の得意科目になり得る”ということです。苦手意識があるからこそ、人は意識的な努力を積み重ねるからです。」
 
昔から「苦手意識を持つな！」というアドバイスがありますが、私はあまり好きなアドバイスではなく、苦手なことをしっかり認めたうえで、意識的な努力をトップジュニアには求めていきたいと思います。
 
バックハンドが苦手で意識的な努力で克服どころか武器にまでするジュニアを幾度と見てきています。
自信へつなげる努力を意識的に！
 
３回の遠隔操作レッスン、別名言い訳ブログ終了です。