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ダブルスの戦術 ①雁行陣VS雁行陣 
2014.03.18 00:00

一昨日の北九州ジュニアテニス選手権大会を見ると、やはり勝っているジュニアは、ショートクロス、相手バックハンドに弾むボールを上手く使っています。
これらはシングルスの戦術ですが、ダブルスでも「ある形」に限って共通して言えます。
 
それは「雁行陣VS雁行陣」です。ダブルスと言っても、この形ではストロークが攻撃の主体となるので、シングルスの戦術とかなり重なっています。
 
先日の全国小学生テニス選手権福岡県予選を例にすると、シングルス、ダブルスともにだいたい同じくらいの結果を出しているジュニアがほとんどです。
ダブルスプレイヤーと呼べるほどシングルスに比べダブルスの結果だけいいという小学生ジュニアはめったにいないんですね。
 
理由は、小学生レベルのダブルスでは、並行陣になるペアが少なく、雁行陣VS雁行陣の形でのポイントが多く、シングルスと同じくストロークの力がものをいうんですね。
 
雁行陣VS雁行陣の戦術の話に戻ると、
ショートクロスはやはりシングルス同様有効ですが、ただ甘くいった場合は色んな返球が考えられるので、打つ方もある程度の守備範囲の広さが求められます。
 
相手バックハンドに高く弾むトップスピンのボールは強打出来ず、浮いた返球が来やすいので、シングルス同様有効です。 ダブルスの場合はパートナーにボレーで決めてもらうのが理想です。
 
相手後衛を短いスライスでおびき出しておいてのトップスピンロブも効果的です。ダブルスでは前におびき出した後衛のパートナーの前衛の頭上を狙うのが鉄則です。
 
こんな感じで、もしも雁行陣VS雁行陣に強くなりたければ、シングルスにも挑戦してシングルスの戦術を学ぶのも効果的だと思います。
 
数時間後、花粉症にも効果的な平田旅館です。