昨日のジョコビッチ戦に対する戦術が分かりやすいポイントがいくつかありました。
 
上の動画のスタートの１ポイント目、２分２９秒～、２分４３秒～始まるポイントが対ジョコビッチの錦織圭の戦い方の基本となる形がよくでてますね。
 
コースチェンジをどんどんしてきて、左右の振り合いにめっぽう強いジョコビッチに対して、容易にコースを突かずに「センター深く」を１，２度狙い（このボールが甘くならないのが調子の良さがでてますね）、
ジョコビッチがコースを狙おうとして甘く内側に入ったボールを早いタイミングで錦織圭が攻めることができています。
 
途中からジョコビッチのフォアハンドが今まで見たことがないくらい乱れてますが、錦織圭の動きの速さが原因の１つだと思います。
 
アジア人男子初のグランドスラム決勝で、フェデラーをストレートで破り勢いにのるチリッチ（クロアチア）と対戦する錦織圭ですが、
ジョコビッチ戦よりも早めにコースチェンジをしかけてくる戦術をとると思います。
 
準決勝は見事に正反対の予想をした私の決勝の予想は、３－１錦織圭が悲願のグランドスラム初制覇です。

世界１位N・ジョコビッチに勝利し、アジア人男子初の世界８位が昨日確定した錦織圭ですが、
新門司庭球場では第２３回ミックスダブルストーナメントを無事に開催することができました。
 
新門司カップは毎回お昼にする「サーブ的当てコンテスト」も好評ですが、的当ての写真は新門司スタッフでいたずら好きなN尾さんが毎回考えてくれているのは、反対側のコートに的は置かれるため、ほとんど知られていないと思います。
 
昨日は今一番旬な錦織圭でした。吹き出しで「坂村コーチに小５の時に教えてもらいました」というN尾さんの力作でしたがブログ更新中に写真がどこかに消えて！？しまいました。
それも錦織圭の力でしょうか。
 

 
足の手術から復帰でぶっつけ本番になった全米オープンでベスト４まで残り、日本人として初のグランドスラム決勝を狙う錦織圭がついに１時間後、
最強のN・ジョコビッチに挑みます。
私の予想は３－１でジョコビッチですが、
フェデラーの活躍で今年の全米のハードコートは球足が速くなるように加工されている（フットワークのいい選手が多く出現し、それでなくても４時間を超える試合が相次いでいるのでショー的要素の強いアメリカはテレビ放映時間のことまで視野に入れているのではと思います）ような気がするので、それが事実ならば錦織圭にかなり有利に働きます。
トップ選手が全員警戒する世界№１の動きの速さで、スピードの必要な速いハードコートを駆け回り、自らの足でグランドスラムの決勝をつかんでほしいですね。
 
同じく今日、新門司庭球場では新門司カップミックステニストーナメントを開催致します。
脳の改造から復帰のテニスサイボーグTけ井さん（さかむら庭球塾）が出場しますが、
参加選手が全員警戒する新門司№１の口の多さで、一昨日張り替えたばかりのオムニコートを駆け回り、自らの足で新門司カップ優勝をつかんでほしいですね。