
日常の出来事やネタ、スポーツ関連情報を写真付きで更新中!
シングルスのアプローチで”センターセオリー”というのを聞いたことがあるかと思いますが、
アプローチからネットプレーに持ち込む時に相手コートのセンター(中央)に打てば、
相手ストローカーはパッシングショットで角度がつけにくく、返球コースの範囲が狭まるのでボレーしやすいという戦術でしたが、
現在はラケットの性能もぐんっとアップし、比較的簡単にスピン回転がかけやすいため、センターからショートクロスへ、またはトップスピンロブを使い、頭上を抜くショットも容易に打てるため、センターセオリーが通用しにくくなりました。
アプローチショットは、フォアで相手バックハンドにある程度強打し、バックの返球が浮いたところを叩いたり、
ショートクロスで相手をコート外に追い出し、オープンコートにボレーで決めにいくというように、ストローク力を活かしたアプローチが主流になってます。
冒頭で時代の変化により~と書きましたが、ラケットの性能の変化、向上も戦術の変化に関わってくるんですね。
ラリー中、特に遠いボールや相手のボールスピードが速いときに左手を後ろへもっていき、両腕を広げた形をとり、対応が難しくなりミスにつながりやすく感じた時はありませんか?
右写真のR・フェデラー他、片手バックの選手を見るとフィニッシュで左手がそんなに後ろには行かず、左ポケットの前あたりに位置してるのが分かるかと思います。
実際、左手(右ききの場合)の親指を左ポケットに入れ、球出しのボールを打つと効果的です。
スムーズにスピン回転をかけるためにフォームも変化してきてるんですが、両手バックに対して、片手バックで対抗する方もさかむら庭球塾は応援してます。
久しぶりのステルスマーケティング(消費者に広告と分からないように宣伝すること)で・・・
巨大な冷ややっこで食べさせてもらいました。
小国の鍋ヶ滝にも寄られたそうですが、滝の裏を歩くことができる鍋ヶ滝は暑い時期になると最高のスポットですね。
ジュニア育成にたずさわる私たちにも、父兄の皆さんにもとても参考になるかと思います。
やはり錦織圭には(スピン量を増やし守備力をあげる戦術が)通用しなかった結果を踏まえ、全仏でどう戦うのか注目が集まりますが、この短期間でクレー王者R・ナダルや、
N・ジョコビッチを攻略する糸口をつかんでフェデラーが勝つようなことがあればとんでもないことです。
そのR・フェデラー、錦織圭は昨日、全仏(フレンチオープン)の1回戦をそれぞれ3-0のストレート勝ちで2回戦進出を決めてます。
昨夜は3位の約束でさっそくトイザラスに行き、娘はパンダのぬいぐるみを獲得し大喜びでした。
私の私服のTシャツの背中のデザインの「JAMAICA」は母国でもないし、数字はゼッケンでもないですよ。
ラルフ・ローレンの2013のデザインなんですが、ほとんどの小学校で運動会の開催された直後の昨日、子供であふれるモールでは、
もしかしたら、運動会に父兄競技に参加した父がゼッケンを取り忘れてトイザラスに買い物に来てる!?的な存在だったかもですね。
店内ではなるべく走らないようにしました。
一般人離れした日焼けと、背中のゼッケンのため、店内では目立たないようにつとめてましたが、
そんな時、運悪く実の妹から「兄ちゃんそっくりな人を見つけた!」と急に不意をつかれた身内からのコーチを探せ!の投稿がきたので、メールに添付されてた写真を開いてみると、店内で5分ほど笑いが止まらなくなってしまいました。
娘に見せると、「お父さんやろ!」と言い張り、違うというのを理解させるのがたいへんでしたが、気持ちの整理がつき次第、ブログの方に更新させていただきます。
昨日はほんとうに皆さんお疲れさまでした!
フェデラーがセットを取り返します。
このセットが現在の錦織圭とR・フェデラーの差と思いますが、こういったプレーをされた時の錦織圭の課題が見えたセットで、
トップ10内を狙う錦織にとってはかなり勉強になったはずです。
勝とうと思えば勝てたフェデラーが第3セット目、また1セット目で通用しなかった”スピンで粘る戦術”を全仏での戦いのため試してきます。
次回は、注目のファイナルセットです。
ストロークでラケットの急激な下から上への振り上げは、スイートスポットから見て上下のフレームに当てるミスショットにつながると、先日ブログでレッスンさせてもらいましたが、
5月9日、スペインはマドリードオープンで錦織圭が、世界トップのR・フェデラーに歴史的勝利をおさめた一戦の第1セットにそれを見ることができます。
R・フェデラーはそれほどスピンを多用する選手ではないにも関わらず、トップスピンでどれだけ守備力をあげれるかを錦織圭に試してきたんですね。
その結果、下から上へ強烈なスイングアップをしようとフレームショットを連発してます。
今までのテニスでは大切な全仏オープンで、R・ナダル、N・ジョコビッチには勝てないと分析し、自分のテニスを変えてまでも試行錯誤で錦織圭戦にのぞんでたんですね。あの堅くなまでに自分の型にこだわり続けた、元王者R・フェデラーがですよ・・・・・
しかし、エアーKでも分かるように、高く跳ねるスピンボールは高い打点が好きな錦織圭にとっては打ちごろだったんですね。
それでも、スピンを試してくるR・フェデラーのチャレンジ精神に頭がさがります。
ただ、この1セット目を観るかぎり、今万が一強烈なスピンプレイヤーのクレー王者R・ナダルに勝てるとしたら、高い打点から強く攻撃できる錦織圭かもですね。
一昨日、全仏のドローが発表され、早くも4回戦で錦織は、ナダルとの対戦が決まってしまいましたが、期待が高まりますね。
話はマドリードオープン3回戦に戻り、1セット目に試した戦術が通用しなかったのを分析し、R・フェデラーは2セット目は本来の攻撃的なプレーで錦織圭を圧倒してしまいます。
次回はマドリードオープン3回戦、R・フェデラーの集中力と錦織圭の課題が見えたセカンドセットです。
高いところで打つことができないゆるい球があります。
サイドに振られた遠いボールで、せっかく追いついたのに、かすれた当たりになり力が伝わらずネットミスをおかすケースが多く見られます。
このボールもやはり最後にはスピードがなく、ゆるく遅い球と同様にインパクト(打球)前後では垂直に近い軌道を描いてます。
この場合は高い打点で打つ余裕はないので、勢いなく垂直に近い軌道で落下するボールに対してフラットに近いドライブで捕(とら)える練習を繰り返ししなければなりません。
ボールの下にラケット面をすべり込ませるスライスも、比較的力を伝えやすいので有効的に使いたいですね。
何日間かに分けて、ゆるく遅い球への対処法をレッスンさせてもらいましたが、なるべくまっすぐな軌道でボールが飛んでるうちにインパクト面(ラケット面)をまっすぐ合わせると、力が伝えやすく、フレームショットも減るという意識で練習してみてください。
次回はそのフレームショットに触れたいと思います。
ゆるく遅い球は通常通りの打点(右図の×がついてるところ)で打とうとすると、ほぼ垂直に近い軌道で落ちてきてるため、この軌道にラケット面を合わせるのは難しいのが、ゆるく遅い球が難しく感じる理由なんですが、
ゆるいボールにも、通常のボールの軌道のようにまっすぐの軌道を描いてる場所があります。
それが、右図の赤の円で囲んだ高い打点になります。
ここでボールを捕(とら)えることができれば、ラケット面もボールに対してまっすぐ入り、力が伝えやすく安定してくるはずです。
少しでも、平行に近いボールの軌道時にインパクトを迎えたいですね。
ミニテニスが苦手な方もこれが理由の場合が多いですね。
ネットをはさんで近い距離で打ち合うため、ボールの軌道は山なりになり、手元まで待ち、打点を落とすと垂直に近い軌道になってるんですね。
私がミニテニスをする時に意識するのは、ボールの軌道がなるべくまっすぐ移動してる瞬間に打つことです。ということは頂点付近でボールを捕えることになりますね。
ただ、ミニテニスでわざと打点を落とし、スピン回転を多めにかけてネットを越える練習ももちろんしてもらいたいのですが、今回はゆるく遅い球に対しての対処法ということで。
ラリーの練習で相手にゆるいボールでつないでもらって、平行に近い軌道の高い打点で捕える練習をしてみてください。
次回、引き続き、ゆるく遅い球についてです。