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新旧理論の違い その2 アプローチショット
2013.05.31 00:00

アプローチ1

シングルスの戦術もやはり時代の変化により、新旧の違いがあります。
 
シングルスのアプローチで”センターセオリー”というのを聞いたことがあるかと思いますが、
アプローチからネットプレーに持ち込む時に相手コートのセンター(中央)に打てば、
相手ストローカーはパッシングショットで角度がつけにくく、返球コースの範囲が狭まるのでボレーしやすいという戦術でしたが、
現在はラケットの性能もぐんっとアップし、比較的簡単にスピン回転がかけやすいため、センターからショートクロスへ、またはトップスピンロブを使い、頭上を抜くショットも容易に打てるため、センターセオリーが通用しにくくなりました。
 
アプローチショットは、フォアで相手バックハンドにある程度強打し、バックの返球が浮いたところを叩いたり、
ショートクロスで相手をコート外に追い出し、オープンコートにボレーで決めにいくというように、ストローク力を活かしたアプローチが主流になってます。
 
冒頭で時代の変化により~と書きましたが、ラケットの性能の変化、向上も戦術の変化に関わってくるんですね。