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よくあるテニスの質問 その4
2013.05.23 00:00

ジョコ全豪1

ゆるいボールの続きで、なるべくまっすぐに近い軌道を描いてる高めでラケットを合わせていくと、力も伝えやすくフレームショットになりにくいと昨日説明させてもらいましたが、
高いところで打つことができないゆるい球があります。
 
サイドに振られた遠いボールで、せっかく追いついたのに、かすれた当たりになり力が伝わらずネットミスをおかすケースが多く見られます。
このボールもやはり最後にはスピードがなく、ゆるく遅い球と同様にインパクト(打球)前後では垂直に近い軌道を描いてます。
この場合は高い打点で打つ余裕はないので、勢いなく垂直に近い軌道で落下するボールに対してフラットに近いドライブで捕(とら)える練習を繰り返ししなければなりません。
ボールの下にラケット面をすべり込ませるスライスも、比較的力を伝えやすいので有効的に使いたいですね。
 
何日間かに分けて、ゆるく遅い球への対処法をレッスンさせてもらいましたが、なるべくまっすぐな軌道でボールが飛んでるうちにインパクト面(ラケット面)をまっすぐ合わせると、力が伝えやすく、フレームショットも減るという意識で練習してみてください。
 
次回はそのフレームショットに触れたいと思います。

 
ATP World Tour Finals - Day Seven