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スポーツは結果ではなく気持ち
2015.07.22 00:00
全国各地の夏の甲子園県予選も大詰めを迎え、本日は福岡県大会準々決勝で北部の古豪どうし小倉と東筑が激突します。
 
私も年に1回の楽しみで、縁もゆかりもない山口県大会を昨日の平田♨帰りに今年も応援して来ました。
 
偶然に屈指の好カード、伝説の名投手池永の母校下関商と、仙台育英で甲子園を湧かせソフトバンクで活躍した大越監督率いる早鞆を観戦できました。
試合は接戦の末、4-2で下関商が勝ちましたが、代打で登場した早鞆高校の背番号15がサードフライに打ち取られゲームセットの瞬間、
グランドに泣き崩れ、チームメイトに抱えられ整列する姿を見て、42歳もバックネット裏で泣き崩れそうでした(笑)
 
3年間頑張ってきたからこそあれだけ悔しがることができ、そんな姿を見ているからこそチームメイトは彼を支えることができるんですね。

 
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年に1回、下関球場で感動の涙を流していますが、
今年一番の感動は千葉県予選1回戦に臨んだ文明開成高校ナインです。
 
実はこの高校は監督さんと部員はピッチャーのたった一人なんです。
 
それでも1年間二人三脚で練習を積んできたそうですが、なんとしてでも最後の夏の甲子園予選に臨もうと他の部活からメンバーを募ると、、、、二人が1年間頑張る姿を見ていた水泳部、ソフトテニス部、陸上部などの部員が9人集まるんですね。
 
念願の出場が叶い19点は奪われるものの、キャッチャーで出場の「帰宅部」黒川くんがまさかの2打席連続のホームランで5点を奪い、一矢を報いるんですね。(現在ネットでは最強の帰宅部で話題です)
 
この黒川くんは、前の高校では野球経験者で、不登校を理由に文明開成高校に転校し野球は辞めていたそうですが、
チームメイトと喜びを分かち合う野球の本当の楽しさを知った黒川くんは、その日から高校卒業後、社会人野球へ進むことを決めたそうです(涙)
 
スポーツの力に改めて感心させられますが、私もステマながらテニスを通じ、気持ちの入ったジュニアを多く育てれるよう精進していきたいと思います。
 
*ステマ・・・ステルスマーケティングの略で、消費者に広告とばれないように宣伝すること。

 
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