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感動の実話 最終回 甲子園の厳しさ
2013.11.14 00:06


 
過去のブログでも紹介させてもらった、高校野球マニアの私が甲子園史上一番感動したシーンがこれです。
 
甲子園史上唯一のピッチャーのボークによるサヨナラ負けですが、個人競技主体のテニスのジュニア達にチーム競技のプレッシャー、難しさを教えてくれます。
ただ、嫌な顔一つ見せないチームメイトの表情、キャッチャー(記憶が正しければ後に西武ライオンズに入団)の常に横で寄り添い慰める姿は、
ボークをおかした藤田くんの練習時のひた向きな姿勢が垣間見れます。
 
今指導させてもらってるジュニア!?大人も!?にはこのひた向きさを一番望んでます。
その日の自らの調子の悪さにいらだったり、首をかしげたり・・・今早稲田で活躍してくれてる教え子は指導させてもらった4年間怖いくらいにそれが1度もなかったんですね。
もちろん調子の悪い日も何度もありましたが、1時間でも1分でも1球でも早くいい状態にもっていこうとするひた向きさ、執念が伝わってきました。
いらだつよりも先に、すでに重心をおとして構え、次の私の球出しを待ってたくらいです。
私も気を抜くことはできませんでした。
その姿勢はこれからもジュニア達に要求していきたいと思います。
 
ちなみにピッチャーの藤田くんは宇部商を卒業後、福岡大に進学しましたがケガでプロはあきらめ、今は地元下関でゆっくり野球を楽しんでるようです。