昨日のお話の続きで、私は数年前まで時間がある時には苅田総合体育館のトレーニングジムでルームランナー中心で汗を流してました。
 
時速１２㌔前後で５０分ほど走るんですが、とある日、やたらと私に対抗心を燃やしてこられるご婦人がいて、ルームランナーで走る私の隣りに来て走り出したんです。
 
自動的に時速８㌔で一度一定になるルームランナーだったんですが、隣りで走る私をやたら意識してスピードアップのボタンを押してしまうんですね。
 
時速８㌔の次に自動で一定になる速度が１０㌔だったんですが、隣りから見るとご婦人にとって時速１０㌔は大股を広げほぼ全力疾走に見えました。
顔が硬直し真剣な顔つきになり、「ふんがふんが」と鼻息も荒くなり、私がご婦人はスピードの落とし方を知らないことを察知したので隣りからスピード減少のボタンを押してやろうと思い自分も減速しようかなと思った瞬間、
ご婦人は力尽き、私の横でルームランナーの上をベルトコンベアー上を流れる荷物のように流されていったんです。
 
私はそのまま必死に笑いをこらえ、５０分間走り切りました。
 
ルームランナーの後、私は急斜のベンチで両足を上にひっかけ、頭は地面すれすれで、そこから頭を足にくっつける腹筋のメニューを何度かし休憩していると、
先ほどのご婦人がまた私に対抗するようにその腹筋を鍛える器具にチャレンジしてきたんです。
私は休憩しながら見てると、ご婦人はかなりもたもたしながらも両足を何とか上にひっかけることができたんですが、頭を地面側に下げようと両手を放した瞬間、頭は急激に下がりベンチに打ちつけられたんです。
ベンチはクッションが利いてたため、頭に痛みはなかったようで、そのまま腹筋のトレーニングをしようと両手を頭の後ろに組んだんです。
私は何回出来るのかと見てると、今度は「う～う～」言い出したんです。
 
私が吹き出すのを我慢したのもつかの間、ご婦人は「助けて～」と叫び出し、私も含めその場にいた数人で救出に向かい、無事に下に降ろすことが出来ました。
かなり腹筋が鍛えられたジムでの思い出です。
そんな感じでトレーニングジムではハプニングが付きものですが、ジムでのハプニングの動画を見つけました。
 

 
天気が心配ですが、ハプニングだけは勘弁してもらいたい第１５回新門司カップ女祭り女子シングルステニストーナメントを数時間後に開催予定です。

一昨日新門司プライベートレッスンジュニアのそうへいから、レッスン当日の木曜開催された校内のマラソン大会で、
小学校入学以来４年連続負けてた相手に見事競い勝ち、小５にして初優勝を飾った報告がありました。
 
ゴール直後、ライバルは泣き崩れ、お母さんに抱えられ移動するという岡垣で世界陸上並みのドラマがあったそうですが、
テニスの試合結果報告同様に嬉しいものがありますね。
ジュニア達には何事にも真剣に取り組んでほしいと思います。
 
マラソンと言えば、現在、私は温泉に行ける時間はあってもジムに通う時間がまったく取れてないんですが、ジムに行った時はほとんどルームランナーに時間を費やしてました。
 
スピード設定は一般成人女性で時速８～９㌔、男性で時速９～１０㌔と言ったところで、私は時速１１.5～１２.3㌔の設定でだいたい５０分ほど汗を流すんですが、
時速４０㌔にチャレンジした男の動画を見つけました。
良い子のジュニアと三重県のジムマニア良い子のT本さん真似しないように。
 

 
「腰をしっかり回して」「腰の回転をもっと使って」系のアドバイスがよくありますが、実際に腰の回転する範囲はかなり小さなものです。
 
上は試合前のR・フェデラーのラリーの動画ですが、真後ろから見ることができ、そんなに大きく腰は回転させてないのが分かります。
 
腰をしっかり回す意識よりも、右利きのフォアハンドストロークならば、”右股関節”のひねり戻しをしっかりすることを意識してみてください。

 
今回はテニスでよくある誤解を何回かに分けてレッスンさせてもらいます。
間違った意識で練習すると上達の妨げになってしまう可能性があるという教訓をかねて読んでみてください。
 
ストロークでラケットを「軽く振ってるように見えてなんでそんなに球が速いんだろう？」誰もがもったことのある疑問だと思います。
トップ選手の練習を見るとよく分かります。
上の動画のR・フェデラーの練習中のラリーも一見するとラケットをゆっくり振ってるように見えますが、相手コートには重く速い球がいってます。
 
ポイントは上手い手首の使い方による「ラケットヘッドスピードの加速」にあります。
 
脱力を勘違いして手首の角度をゆるめすぎたり、不適切な手首の角度ではスイングスピードはあがりません。
 
テイクバックからフォワードスイングに入る時にグリップエンドを飛んで来るボールに対して合わせにいき（このグリップエンドを引き出してくる動作があるのでゆっくり振ってるように見えます）、その状態からラケットヘッドを遅らせて出していくのでヘッドスピードがあがるんですね。
 
ストロークは「ラケットを速く振ろう」とするよりも、「ラケットのヘッドスピードをあげよう」とする意識を大切に！