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イメージ・トレーニングとクオリア
2013.12.11 00:00

引き続き、茂木健一郎さんの「感動する脳」からの引用で、今日はテニスの試合・練習にも活かせる内容です。
 
     イメージ・トレーニングとクオリア
~スポーツ選手は、競技の前にイメージ・トレーニングを行います。どういうタイミングでスタートを切って、
どのあたりで加速し、そして何秒でゴールに入るか。スタートからゴールまでの姿をしっかりと頭の中でイメージする。
高飛びならば自分の体がバーを越える場面をイメージするでしょうし、ハンマー投げならばハンマーがどういう軌道を描くかをイメージしているでしょう。
もちろんイメージ通りにいくとは限りませんが、これを事前にやるかやらないかでは、その成績は変わってきます。
それは心の持ちようだとか気のせいなのではなく、脳科学としても説明がつくものです。
すなわち頭の中でいいイメージをつくることによって、ポジティブな脳のインフラ整備ができます。
脳細胞がポジティブになれば、自ずと身体能力にも良い影響が出てくる。
逆にネガティブな脳をつくってしまったらどうなるのか。
競技の前から失敗することばかりを考えてしまう。途中でうまく加速できなかったり、あるいはスタートで失敗する場面ばかりをイメージしてしまう。
そうなればおそらく、体は思うように動かなくなり、良い成績は出せないでしょう。
ポジティブやネガティブという思考は単に気持ちの問題だけでなく、脳細胞に大きな影響を与えることになるのです。
そういうことはあるだろうと昔から考えられていた。
しかしそれらは、あくまでも気持ちの問題と片付けられていた。科学的に解き明かすことができなかったのです。
その中で私は、1997年に「クオリア」という概念についての最初の論考を発表しました。
「クオリア」とは、もともとは「質」を意味するラテン語です。
私たちが心の中で感じる、さまざまな質感。
それらすべてを、脳科学の世界で「クオリア」であると位置付けたのです。
たとえばチョコレートを舌にのせた時のまろやかで甘い感覚。トーストをかんだ時のサクッとした感覚。
こういう感覚を「クオリア」と称します。
また味覚だけでなく、初めて入ったレストランでのワクワクした感じ。昔の友人を思い出すことで感じる懐かしさ。
これもまた「クオリア」なのです。
そしてこの「クオリア」は、実際の数値で表わすことができません。重さや速さといったものとはまったく異なるものです。
たとえば甘さについても、果物には糖度というものがあります。
同じリンゴでも糖度が高いほうが甘いわけです。
しかし同じ糖度のリンゴでも、食べる人によっては変わってくるでしょう。
甘いと感じる人もいれば、すっぱいと感じる人もいる。
また同じ人が食べたとしても、その時の気分や体調で味は変わってきます。
恋人と一緒に楽しく食べれば、どんなリンゴも甘く感じるかもしれません。
この、数値では表わすことのできない不思議な感覚すべてが「クオリア」なのです。
そしてこの「クオリア」こそが、現代の脳科学における最大のミステリーでもあるのです。
私が「クオリア」を提唱しはじめた頃は、まだそのような考え方は注目されませんでした。しかし私には確信がありました。
「クオリア」の問題こそが科学界に残された最大の、そして本質的な謎であるという確信です。
そして、心の持ち方次第で実際の脳細胞は活性化されるという確信です。
前向きになれば必ず、その実現性は高まるという科学者としての確信です。
成功するんだというイメージ。自分は必ずできるんだというイメージ。そして幸せになる自分をイメージする。
そのイメージが意欲につながり、次々と新たな創造力を生み出してくれるのです。~
 
レッスン中、特に試合前のジュニアにはいいイメージ、上手く打てるという感覚を少しでも持ってくれるように心がけてます。


1等クリスマスプレゼントは!?
2013.12.11 00:00
今年もスマッシュテニスクラブ12月受講のスクール生の方に抽選でクリスマスプレゼントが贈られます。
 
一般女性の部の1等は「ナイキ」のTシャツ&ソックスのセットですが、
一般男性の部の1等を購入しに、色黒腹黒サンタ自ら、ユニクロ貫店にやって来ました。
 
私は昨年からウルトラライトダウンベストをレッスン中着用させてもらってますが、
今年新たに購入した新色の「ダークパープル」をお揃いでお一人に!!

 
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