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ダブルスレッスン(雁行陣) ⑤
2014.02.19 00:01

先週に引き続き、ダブルスレッスン雁行陣編の最終回です。
 
「雁行陣」は鳥の「雁」が大きな鳥から身を守るために斜めに群れをなし飛ぶ姿から名付けられた陣型で、
一人が前衛でボレー役、もう一人が後衛でストローク役で戦うフォーメーションです。
先週まで書かせてもらったように、前衛がしっかりポジショニングを変化させ、臨機応変に動かなければネットでの役割を果たすことができません。
 
もしも役割を果たさなければ、戦術的には二人ともに後衛としてベースラインに下がる「ツーバック」のフォーメーションをとった方がポイントが獲れる確率があがってきます。
頭の後ろに弱点となる空間まで作ってネットに詰めているからには、いいタイミングからの詰め、いいポジションから常にポーチに出るぞというプレッシャーを相手にしっかりかけていきましょう。
 
100%ポーチで決めるのが目的ではなく、少しでも相手ストローカーにプレッシャーをかけれれば十分です。
 
最後に、パートナーのボールが相手ストローカーのバック深く、またはセンター深くに入ったらポーチへ出る準備を!とよく言われますが、
本当にいいボールがいくと、特に女子ダブルスではロブがあがってくるケースが多くあるので、
相手がロブをあげてくるのが分かった瞬間に実践してもらいたいのが、1,2メートルほどポジションを下げることです。
 
相手がロブをあげてくるので詰めて!!というパートナーの激励を真に受けて、ネット前に立ちロブを待つのは効果的ではありません。
 
ネット前にあがってくる簡単なロブであれば、少し下がったポジションからでも素早く詰め、踏み込んで決めれます。
あがってくるロブすべてを自分が決めるつもりならば、詰めたポジションから1,2メートル下がって待つのがより効果的です。
 
今回は5回に分けてダブルスレッスン雁行陣編を書かせてもらいましたが、雁行陣のその他のポイント、並行陣のポイントはまたの機会に!


おねだりブログ バレンタイン編 ③
2014.02.16 13:30
葛西紀明選手(41)がついにジャンプラージヒルで銀メダルを獲得し、17年越しの悲願を達成しました。
1998年長野五輪の前年、実家の火事で亡くなった母(亨年48歳)と、骨髄の病気で今も病床から葛西選手にメッセージを送る妹に最高のプレゼントができたんではないでしょうか。
 
右写真の葛西選手の空中の飛行フォームは長い年月をかけ完成されたと言われてます。
2006年トリノ五輪当時は、空中で両腕をピタリと体に付けていたそうですが、
手のひらを下に両腕を徐々に広げていき、足も徐々に広げていき、フォームを完成させ、今回、五輪で自身初となる個人のメダルに辿り着いたんですね。

 
葛西1

 
葛西2

 

理想のフォームを追い続ける同い年41歳の葛西選手には本当に刺激をもらえますが、
今日朝一の毎回山陰の海に浮かぶボートからレッスンにお越しのO本さんは、理想のストロークのフォームを目指して頑張ってもらいました。
フォアは、ボールに向け出した左手(右利きの場合)がスイングと同時に下にさがっていくため手打ちになっているので、左手をラケットを持っている右手が追い抜かないように意識してもらいました。
片手バックは、横振りでネットミスが多かったので、右肩(右利きの場合)の裏を上へ釣り上げてもらうイメージで、縦振りを意識してもらいました。
皆さんも自分に合った理想のフォームを目指し、呑み込みのいい頭を駆使して頑張ってください。
 
その次の時間の宗像からお越しのO籠さんからバレンタインで、アリナミンVとクエン酸をいただきました。
バレンタインで栄養ドリンクをいただくのは初めてですが、さすがアスリートですね(笑)

 
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おねだりブログ バレンタイン編 ②
2014.02.15 00:01
娘と毎朝一緒に登校してくれている近所の小6のりおちゃんからアルコール入りのチョコレートをいただきました。
続いて、おねだりブログに悩める女さん率いる金曜初心者チームから、悩める女F川さんの切り札「メリーチョコレート」をいただきました。
昨日のF田さんに続いて2日連続の「メリーチョコレート」ありがとうございます。

 
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直後の初級クラスKさんから「メリーチョコレート」をいただきました。F川さんどんまいです!
というか無類のメリーチョコレート好きの娘に喜ばれ、ヒーローになれるので感謝してます。

 
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昨日スマッシュ夕方ジュニア中級クラスの左から、さやかの抹茶シフォン、かりんの猫!?、あおいのチョコは全員手作りで本当に嬉しかったですね。
かりんの猫!?の耳の部分は、アポロ好きな私にはたまりませんでした。

 
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同じ夕方ジュニア中級クラスのだいすけママの札幌のロイズの生チョコもヤバかったですが、大人の方は以下省略で申し訳ありません!
 
2tトラックにはまだ若干空きがありますので2月いっぱいよろしくお願い致します。

 
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フィニッシュの大切さ
2014.02.15 00:00
昨日はフィギュア男子ショートプログラムで日本の羽生結弦が史上最高得点の101.45をマークし1位につけ、
金メダルへの期待が高まりますが、
演技後の「理想にはまだほど遠いです。足も震えていたので、、、」とのコメントに驚かされました。
 
指導させてもらっているジュニアもそうですが、どんなに全国大会常連のジュニアもプレッシャーから手、足の震え、力みは必ずあります。
 
それでも、試合に強い、、、というか練習に近い実力を出せるジュニアは、その震える手、足をしっかり操っているのが分かります。
そんなジュニアは、日頃のレッスン中の私とのラリーを試合と思って打ってきてるのではという感じを与えてくれます。
逆に試合にいくと練習のようなイメージで1ポイントずつ集中しているのが見えてきます。
 
テニスでも、震える手を操るにはフィニッシュが大切ですね。
一般プレイヤーで多いのがストロークでプレッシャーから腕の振りを途中で止めてしまうケースで、それを防ぐには震える手と付き合いながらもどのようなフィニッシュをとれば、しっかり振り抜けているのかを練習で体、頭に記憶させることが大切です。
フォアハンドストロークでスピンをかなり多めにかけていく時には左腰あたりで、
または攻撃的なフラットドライブならば左肩の上でフィニッシュをとるなど、
さらに難しいローボレーは、力みから振り上げるのではなく、低い膝の高さでフィニッシュ、
同じく難しいバックハイボレーでは、ヘッドを下げた状態からインパクトでフィニッシュなど、、、終えるべき場所を練習で繰り返し、プレッシャーがかかった場面でも実践できるように心がけていってください。
 
話はずれましたが、本日夜の羽生結弦選手のフリーで金メダルの鍵を握る冒頭の2種類の4回転ジャンプは、5回跳んで成功はわずか1回の難技だそうですが、最高のフィニッシュをすでに思い描いているはずです。
現役生活のフィニッシュを迎える、ショート4位につけている高橋大輔選手のメダル獲得も期待したいですね。

 
羽生結弦


バレンタイン企画
2014.02.14 16:18
スマッシュテニスクラブバレンタインデー企画で、スクール生から協賛していただいた”愛のスコール””コカ・コーラ”をプレゼントさせてもらいます。
スマッシュテニススクール2月受講の方の中から抽選を行いました。当選者の14名の大人・ジュニアの方はフロントに掲示させてもらいますので、
先ほど抽選を行った受付嬢S山さんに御礼を一言お願い致します。
 
チョコをいただいた、N田Y子さん、A牧さん、K見恭子さん当選されてますが、公平な抽選を行いましたのであしからず。

 
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おねだりブログ バレンタイン編
2014.02.14 00:00
スマッシュテニスクラブの裏には、2tトラックを用意してたんですが、、、
 
スクール生N田Y子さん、S原さんの嬉しいかぶりで、この時期限定の門司区大里「星野園」の大人気抹茶チョコから、
スクール生Mさんのセブンで買い物ついでのレジの見切り品のガーナチョコ、
スマッシュ受付のS山さんの3時のおやつのおこぼれ、
隣りのスクールに通われるTの田さんからのチャルカさんのパンなど以下省略で、まとめてで申し訳ありませんが今年も本当にありがとうございました!!

 
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昨夜、レッスンと同じく雨中止の隣りのコートのテニスサークルN野さんから手作りクッキーをいただきました。
 
2tトラックにはまだ空きがあります!

 
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ダブルスレッスン(雁行陣) ④
2014.02.13 00:00

下の動画の「12秒」からの雁行陣どうしのポイントを見てもらうと、
前衛がネット前に詰めたままで、昨日まで書かせてもらったように基本的な前後のポジション変化を行ってないんですね。
 
これはトッププロは前衛にボレーされたら下がってても取れないという意識から、それならば前でしっかりプレッシャーをかけてポーチのチャンスを増やすなどのメリットをとっているからですね。
ラリーのスピードも速すぎるので下がっていては間に合わないというのもありますが。
 
しかしやはり一般レベルの方であれば、相手のボレーはそれほど決定力はなく、下がっていれば取れるチャンスが十分あるので、前後の動きは大切にしたいですね。
それでもトッププロの詰めたままの雁行陣の戦術は、前後のポジションのうち、ネットに詰めた前のポジションの方がどちらかというと大切であることを教えてくれます。
 
さらに下の動画は、センターにサーブを入れるとレシーブは角度をつけにくく、センターに返しやすいので、ポーチしやすいことと、
シングルス以上にダブルスは「反応のスポーツ」であることを教えてくれます。
 


ダブルスレッスン(雁行陣) ③
2014.02.12 00:00

昨日は、詰める”タイミング”について説明させてもらいましたが、今日はその詰めた状態から、ポーチできなかった場合に斜め後ろに下がる時の
「ステップ」を。
 
一般プレイヤーで意外に多いのが「バックステップ」(後づさり)を使っている方です。
実践してもらいたいのが、ボレー(ポーチ)できなかった瞬間、相手前衛に体を向け、その状態から「サイドステップ」で後ろの守備位置へ移動することです。
世界で最も遅いステップのバックステップを避けることでより速く動け、相手のポーチを受け止めれる態勢を早く作れるので守備力も格段にアップしてきます。


プロ中のプロに宿るアマチュアの心
2014.02.11 00:01
【五輪】モーグル上村愛子が4位でメダルならず 採点が明らかにおかしいと世界中から批難殺到 – ガジェット…
 
素人の私も3位の選手よりは上で、上村愛子が銅メダルを獲得したのではとレース後に思いましたが、
5度目の五輪を終えた上村愛子本人は、順位なんて関係ないと思っているのでは?と思うくらいの達成感からくるすがすがしすぎる笑顔でしたね。
 
レース後の本人のインタビューでの「長野五輪以来、久しぶりに楽しめた」というコメントがとても印象的でした。
普通の選手なら判定に納得いかない表情を浮かべるところですが、メダルを越えた自分自身との戦いを制した選手の見せる最高の笑顔でした。
 
4年前の2010年のバンクーバーでメダルに届かず、どこかで楽しめなくなっている自分に悩んで、バンクーバー後、休養に入ったそうですが、
2011年にソチを目指すことを表明してからのプレッシャーと努力は到底、想像はできないものだったと思います。
そんな自分に打ち勝ち、ソチのスタートに立ち、採点基準に合わせる滑りでなく、17年の集大成として自分で納得できる最高の滑りをやってのけ、
レースを楽しみ、最高の笑顔で引退を迎える彼女を尊敬せずにはいられません。
 
私もテニスが楽しくてしょうがないと思えることに常に感謝していますが、万が一楽しめなくなればラケットを置き、箸に持ち替える覚悟はあります。
そんな私と同い年の葛西紀明選手(41)が、17年前、長野五輪で金メダルを獲得した「日ノ丸飛行隊」に選ばれず補欠に甘んじた悔しさと17年分の様々な思い、そして日本全国の中年おじさんの期待を胸に来週日曜、得意の「ラージヒル」に臨みます。

 
上村愛子


ダブルスレッスン(雁行陣) ②
2014.02.11 00:00

先週に引き続き、一般プレイヤー向けのダブルスレッスンです。
 
先週はサーバー側の前衛の初めの立ち位置でしたが、
今回は同じくサーバー側の前衛のラリー中に「ネットに詰める”タイミング”」についてです。
 
雁行陣でのラリー中は、ポーチに出るためにネットに詰め、ボレー出来なければ、相手のポーチを受け止めれるように斜め後ろへ下がり、
ラリーのボールの軌道と平行して前後に動くのが基本となります。
 
今日はその時の後ろのポジションから、どのタイミングでネットに詰めるのかを詳しく。
 
初心者の頃は、後ろのポジションから「ボールと一緒に!」、「ボールが向こうのコートへ行ったら」などのタイミングで詰めるケースが多く、
少しレベルがあがってきたら、「相手前衛を抜けたら」など、詰めるタイミングがより早くなってきます。
 
さらにレベルがあがると、ストロークのラリーのスピードも増し、前衛を抜けてスタートを切ってては遅く、ネットに詰める前にサイド・センターを抜かれるケースがでてきます。
そこで実践してもらいたいのが、パートナーのストローカーが打ったボールではなく、
ネットに詰めている相手前衛の動きをしっかり観察し、99%ボレーしてこないのが分かった瞬間、ボールが抜けていなくてもスタートを切ってみてください。
 
より早くネットに詰めることができ、相手後衛へのプレッシャーもしっかりかけることができるはずです。
(逆に言えば、詰めている状態の時には、しっかりポーチまたは、手を出すふりをしないと相手は詰め放題ですね。)