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ダブルスに必要なボレーの技術 ③アングルボレー
2014.04.04 00:01

本日、明日デ杯のチェコ戦にのぞむ植田ジャパンですが、ベスト8を決めたカナダ戦の錦織・内山組のダブルスを見ると戦術が基本通りでした。
センターを攻め、チャンスがきたらアングル(サイド)へボレーで仕留めるという戦術を徹底していましたね。
 
ダブルスの基本的な戦術は2つあります。
1つが前出の「二人でセンターを守りながら相手センターを攻め、センターでボレーした方の敵のサイドのオープンコートへボレー(アングル)で決める」で、
もう1つが「相手の足元へ沈め、パートナーにボレー(チャンスボレー)で決めてもらう」です。
 
今日は1つ目の、相手ペアをセンターに寄せた後の「アングルボレー」(順クロス・右利きのフォアなら左方向、バックなら右方向のアングルボレーです。)のポイントを。
飛んで来るボールのどの部分をとらえるのかが大切です。
基本的な深く打つボレーは、「ボールの中心部分で真後ろ」をとらえ、
ドロップボレーは、残りわずかになった炊飯ジャーのご飯をしゃもじですくうイメージで(どうしても食べ物が入ってすいません、、、)ボールの「下」をとらえ、
アングルボレーではセカンドのスライスサーブのイメージで、ボールの「外側」をとらえる意識が大切です。
 
さらにインパクト面が自分の目で見えるほど、外側のフレームを飛んで来るボールに思い切って見せることもポイントです。
そのためにはラケットヘッドを下に落とさず、目の高さにヘッドを合わせたままインパクトしたいですね。
ヘッドを立てるには、手首にしっかり角度をつけることもポイントです。
 
最後にオープンコートのアングルを狙う時は、オープンコートのためあせって体が開きやすいので、右利きのフォアボレーなら”左肩”・バックボレーなら”右肩”を固定することを心がけてください。
後は性格の悪さを丸出しにし、、、にやけながら打つくらいリラックスして鋭角をえぐりましょう。
 
次回はもう1つの戦術の足元へ沈めた後の浮いてくるチャンスボレー(ハイボレー)のポイントを。