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プロ中のプロに宿るアマチュアの心
2014.02.11 00:01
【五輪】モーグル上村愛子が4位でメダルならず 採点が明らかにおかしいと世界中から批難殺到 – ガジェット…
 
素人の私も3位の選手よりは上で、上村愛子が銅メダルを獲得したのではとレース後に思いましたが、
5度目の五輪を終えた上村愛子本人は、順位なんて関係ないと思っているのでは?と思うくらいの達成感からくるすがすがしすぎる笑顔でしたね。
 
レース後の本人のインタビューでの「長野五輪以来、久しぶりに楽しめた」というコメントがとても印象的でした。
普通の選手なら判定に納得いかない表情を浮かべるところですが、メダルを越えた自分自身との戦いを制した選手の見せる最高の笑顔でした。
 
4年前の2010年のバンクーバーでメダルに届かず、どこかで楽しめなくなっている自分に悩んで、バンクーバー後、休養に入ったそうですが、
2011年にソチを目指すことを表明してからのプレッシャーと努力は到底、想像はできないものだったと思います。
そんな自分に打ち勝ち、ソチのスタートに立ち、採点基準に合わせる滑りでなく、17年の集大成として自分で納得できる最高の滑りをやってのけ、
レースを楽しみ、最高の笑顔で引退を迎える彼女を尊敬せずにはいられません。
 
私もテニスが楽しくてしょうがないと思えることに常に感謝していますが、万が一楽しめなくなればラケットを置き、箸に持ち替える覚悟はあります。
そんな私と同い年の葛西紀明選手(41)が、17年前、長野五輪で金メダルを獲得した「日ノ丸飛行隊」に選ばれず補欠に甘んじた悔しさと17年分の様々な思い、そして日本全国の中年おじさんの期待を胸に来週日曜、得意の「ラージヒル」に臨みます。

 
上村愛子


ダブルスレッスン(雁行陣) ②
2014.02.11 00:00

先週に引き続き、一般プレイヤー向けのダブルスレッスンです。
 
先週はサーバー側の前衛の初めの立ち位置でしたが、
今回は同じくサーバー側の前衛のラリー中に「ネットに詰める”タイミング”」についてです。
 
雁行陣でのラリー中は、ポーチに出るためにネットに詰め、ボレー出来なければ、相手のポーチを受け止めれるように斜め後ろへ下がり、
ラリーのボールの軌道と平行して前後に動くのが基本となります。
 
今日はその時の後ろのポジションから、どのタイミングでネットに詰めるのかを詳しく。
 
初心者の頃は、後ろのポジションから「ボールと一緒に!」、「ボールが向こうのコートへ行ったら」などのタイミングで詰めるケースが多く、
少しレベルがあがってきたら、「相手前衛を抜けたら」など、詰めるタイミングがより早くなってきます。
 
さらにレベルがあがると、ストロークのラリーのスピードも増し、前衛を抜けてスタートを切ってては遅く、ネットに詰める前にサイド・センターを抜かれるケースがでてきます。
そこで実践してもらいたいのが、パートナーのストローカーが打ったボールではなく、
ネットに詰めている相手前衛の動きをしっかり観察し、99%ボレーしてこないのが分かった瞬間、ボールが抜けていなくてもスタートを切ってみてください。
 
より早くネットに詰めることができ、相手後衛へのプレッシャーもしっかりかけることができるはずです。
(逆に言えば、詰めている状態の時には、しっかりポーチまたは、手を出すふりをしないと相手は詰め放題ですね。)