昨日は今年のウィンブルドン男子シングルス決勝の二人のセカンドサーブの戦術の違いを説明させてもらいましたが、
今日はダブルスにおけるサーブの戦術の例を２つほど。
右写真上の図のようにバックサイドからサーバーは相手バックハンド深くにサーブを入れ、
センターに浮いてきたリターンをパートナーにポーチで決めてもらうポイントです。
２つ目は、右写真下の図のようにフォアサイドからサーバーはシングルスライン付近にスライスサーブを入れ、
相手レシーバーがリターンする前に、パートナーの前衛は一度センターに動くフリをしフェイントを入れます。
ストレートが開いたと思わせておいて、ストレートにリターンを打たせ、センターに動くフリからサイドをケアし、
バックボレー（右利きの場合）で相手コートセンターにパートナーに決めてもらうポイントです。
ダブルスのサーブからの戦術はシングルスと違い、２対２でパートナーがいるため、２人で同じ目的・意識を持ってポイントを取りにいくことが大切で日頃練習中からのコミュニケーションが必要ですね。
数時間後、新門司カップ男子ダブルスを開催致しますが、日頃の練習の成果による息の合ったプレーを期待してます。
